2002年8月18日(日)京橋プラザ
近代日本美術について
8月18日の基調報告「近代日本美術について」について----五味 良徳
最近盛んになってきている「近代日本美術」の制度史的議論をふまえながら、近代(特に明治以降から昭和前期までの)日本の美術についての自分なりの考えを述べてみようと思います。
このテーマは、半年ほど前にMASCの定例会で話題になった「公共牲―社会性―ホワイトキューブ」や「日本美術のキッチュ性」等の問題と絡んで、現在の我々の活動にも関わってくることなので、一度皆で話し合ってもよいのではないかと思います。
ただ、私は作る側の人間なので、美術の制度論そのものは参考程度
に述ペるにとどめて、近代日本の絵画作品の新しいとらえ方をメイン
に考えていきたいと思います。
参考図書として、
「<日本美術>誕生」 佐藤道信著/講談社選書メチエ
「眼の神殿」 北澤憲昭著/美術出版社など。
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