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exhibition infomation

「芝章文展」

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MAOシリーズより[ RECENT WORKS ]
1989年より始まったシリーズ、タイトル「MAO」は「真の魚」と書いて空海の幼い頃の名前です。空海は幼少の頃より「一を聞けば十を悟る」のことわざのように目から鼻にぬけるようなひらめきを示す才能をもち、周辺の人々に「貴物」(とうともの)と呼ばれていました。

MAOシリーズはそれまでの装飾性をおびた絵画を一旦解体し、描き手自身の内面へと向かい始めました。ガンツフェルト(等質視野)と呼ばれる輪郭を持たない視野を彷佛とさせるような、心地よい浮遊感ただよう空間を創出します。絵を見る人の心のなかに未知のイメージが喚起されていくような、またゆっくりと気が増殖していくような、揺蕩う楕円形のイメ−ジは見る人自身が写し返されるような、鏡の絵画として目の前に立ち現れます。

1.
会期:2002年9月30日(月)〜10月12日(土
会場:コバヤシ画廊企画室
   東京都中央区銀座3-8-12 ヤマトビルB1
電話:03-3561-0515

       

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